英語学習教材6選―年内900点を目指す現在の勉強法

英語学習教材6選―年内900点を目指す現在の勉強法

現在のTOEICスコアは850点です。

次の目標は900点。年内の達成を目指して、毎日少しずつ英語の勉強を続けています。

ただし、私が普段行っているのは、TOEICの問題をひたすら解く勉強だけではありません。

英会話、多読、ニュース動画、瞬間英作文、発音練習など、目的の異なる教材やアプリを組み合わせています。

TOEICのスコアを上げることも大切ですが、最終的には、英語を読んだり聞いたりしたときに、日本語へ訳さず内容を理解できるようになりたいと考えているからです。

この記事では、現在使用している次の英語教材を紹介します。

  • 自作のAI英会話アプリ
  • スタディサプリENGLISH
  • Langaku
  • スピフル
  • ELSA Speak
  • News in Levels

それぞれの教材には得意分野があります。

一つのアプリですべてを学ぼうとするのではなく、鍛えたい英語力によって教材を使い分けるのが、現在の私の学習スタイルです。


とにかく文章量の多いTOEIC試験

現在、TOEICで最も苦戦しているのが、リーディングセクションのPart 7です。

Part 7では、メール、広告、チャット、記事、案内文などを読み、設問に答えます。シングルパッセージと複数文書問題を合わせると54問あり、リーディングセクション100問の半分以上を占めます。

私の場合、最後まで問題を解き切れず、10問近く手つかずのまま試験時間が終了してしまいます。

英文がまったく理解できないわけではありません。時間をかければ内容を理解できますが、文章全体を丁寧に読もうとするため、本番の速度に間に合いません。

現在は、次の3点をPart 7の課題として考えています。

  • どのような設問が出題されるのかを分類する
  • 正解の根拠が長文のどの辺りにあるのかを分析する
  • 文章を100%理解するのではなく、設問に答えられる程度に把握する

今後は問題を解いた後に、正解したかどうかだけでなく、「答えの根拠がどこにあったか」「設問ではどのように言い換えられていたか」を確認していく予定です。

ただし、TOEIC対策だけに学習時間を使うつもりはありません。

TOEICの問題形式に慣れる勉強と、英語そのものを理解して使えるようにする勉強を並行して進めています。


現在使っている英語教材と、その使い方

1.自作のAI英会話アプリ

最初に紹介するのは、自分で開発したAI英会話アプリです。

このアプリでは、英語または日本語で入力した内容に対して、LLMが英語で返答します。

英語を入力した場合は文法を確認し、より自然な英文を提示したうえで会話を続けます。日本語で入力した場合も、内容を英語に変換し、英語で返答する仕組みです。

また、過去の会話をデータベースに保存し、セマンティック検索を使って、現在の話題に関連する過去の会話を探します。

例えば、以前旅行について話したことがあれば、後日その旅行に触れた際に、関連する会話履歴をLLMへ渡します。

単純に直前の会話だけを記憶するのではなく、過去の大量の会話から、意味的に近い内容を探せるようにしています。

ElevenLabsによる自然な音声

LLMが作成した返答は、ElevenLabsのText to Speech APIを使って音声へ変換しています。

ElevenLabsのText to Speechは、文章の内容に応じたイントネーションや話す速度、感情表現を含む音声を生成できるサービスです。APIを使ってアプリへ組み込むこともできます。

一般的な読み上げ音声よりも人間らしく聞こえるため、英語の文章を読むだけでなく、

この英文は実際にはどのようなリズムで発音されるのか

を確認できます。

AI相手だから気兼ねなく話せる

このアプリの最大のメリットは、相手が人間ではないことです。

人と英語で話すと、どうしても次のようなことを考えてしまいます。

  • 文法を間違えたら恥ずかしい
  • 発音が悪くて通じなかったらどうしよう
  • 相手を待たせてはいけない
  • 同じ表現を何度も使うのは申し訳ない

AIが相手なら、途中で止まっても、何度言い直しても問題ありません。

知らない表現があれば日本語を入力して英語表現を確認できますし、同じ話題を繰り返して練習することもできます。

私の場合は、一日の出来事や、仕事で感じたこと、最近勉強した技術などを英語で説明するために使っています。

TOEICに直接出題される問題を解くアプリではありませんが、頭の中にある内容を英語へ変換する練習として役立っています。


2.スタディサプリENGLISH TOEIC L&R TEST対策コース

TOEIC対策の中心として使っているのが、スタディサプリENGLISHです。

公式サイトによると、TOEIC約20回分相当の演習問題と、580本以上の講義動画が収録されています。Partごとの問題演習に加えて、単語、文法、ディクテーション、シャドーイングなどにも取り組めます。

TOEICの出題形式を学ぶという点では、私が使っている教材の中で最も試験対策に直結しています。

私の使い方

現在は、主にPart 7の問題演習に使っています。

以前は問題を解いて、正解と解説を確認しただけで学習を終えていました。

しかし、それだけでは、

解説を読めば分かるが、本番では答えを見つけられない

という状態から抜け出せません。

そこで、今後は次の順番で復習します。

  1. 時間を計測して問題を解く
  2. 正解の根拠となった英文を探す
  3. 設問や選択肢との言い換えを確認する
  4. 数日後に同じ問題をもう一度解く
  5. 二回目は、短時間で根拠を見つけられたか確認する

重要なのは、正解を覚えることではありません。

「この種類の設問では、この辺りに答えが書かれやすい」という感覚を身につけることです。

スタディサプリENGLISHは問題数が多いため、出題形式への慣れと、時間を意識した演習に向いています。


3.Langaku

Langakuは、英語で漫画を読める多読アプリです。

『週刊少年ジャンプ』作品をはじめとした漫画が収録されており、英語と日本語を切り替えながら読むことができます。漫画のセリフには辞書や読み上げ機能があり、AIによる文脈を踏まえた解説や類似表現の紹介も利用できます。

漫画だから状況を推測しやすい

通常の英文教材では、文章だけを手掛かりに内容を理解しなければなりません。

Langakuの場合は、登場人物の表情、行動、場面などを見ながら英文を読めます。

知らない単語や表現が出てきても、絵や前後の展開から意味を予測しやすいのが大きな利点です。

私は、すべての英文を完璧に理解しようとせず、ストーリーの流れを止めないことを意識しています。

分からない単語が一つあるたびに辞書を引いていると、漫画を楽しめなくなり、多読にもなりません。

そのため、意味が推測できる場合はそのまま読み進めます。

AI解説が使いやすくなってきた

最近はAI解説の内容が良くなってきており、単語の意味だけでなく、

  • この場面でなぜこの表現を使うのか
  • 似た意味の表現には何があるのか
  • このセリフにはどのようなニュアンスがあるのか

といった点まで確認しやすくなっています。

学校の教科書や資格試験の文章では触れる機会が少ない、カジュアルな英語表現を学べるのも魅力です。

英語を「勉強するもの」としてだけでなく、「楽しむために読むもの」にしてくれるアプリだと思います。


4.スピフル(SUPIFUL)

スピフルは、日本語の文章を見て、すぐに英語へ変換して話す口頭英作文の練習に使っています。

公式サイトでは、「口頭英作文」と「独り言英会話」を通して、英語を話す瞬発力と表現の幅を鍛えるサービスとして紹介されています。発話スピードの測定や、AIによる正誤判定、スピーチ添削などの機能があります。

模範解答と同じでなくても判定してくれる

日本語から英語へ変換する教材では、模範解答と完全に同じ英文を言わなければ、不正解になるものがあります。

しかし、英語の表現は一つではありません。

例えば、「会議を延期しました」という日本語でも、状況によって複数の英文が考えられます。

スピフルでは、模範解答と完全に一致していなくても、意味が適切に伝わる英文であればAIが判定してくれます。

そのため、模範解答を暗記するのではなく、自分が知っている語彙や文法を使って英文を組み立てる練習ができます。

英語を話し始めるまでの時間を短くする

私がスピフルで重視しているのは、難しい英文を作ることではありません。

簡単な英語でもよいので、短い時間で口から出すことです。

実際の会話では、頭の中で何分も英文を考えることはできません。

日本語を見た瞬間に、主語と動詞を決めて話し始める練習を繰り返しています。

自作の英会話アプリが自由な会話練習だとすると、スピフルは、基礎的な英文を素早く組み立てるトレーニングという位置付けです。


5.ELSA Speak

ELSA Speakは、AIを使った発音矯正アプリです。

英語の発音を録音して分析し、改善点をフィードバックしてくれます。自分で単語やフレーズの学習セットを作り、繰り返し発音練習をすることもできます。

以前はよく使っていましたが、最近はほとんど使用していません。

使わなくなった理由

ELSA Speakの機能に不満があるわけではありません。

発音を細かく確認する教材としては優れていますが、現在の私にとって、最も優先順位が高い課題はPart 7の読解速度です。

学習に使える時間は限られています。

英語の発音、リスニング、スピーキング、単語、文法、読解をすべて同じ割合で勉強しようとすると、どの能力も中途半端になってしまいます。

そのため、現在はELSA Speakの使用頻度を下げています。

今後は、発音に自信がない単語を見つけたときや、英語のプレゼンテーションを行う前など、必要な場面に限定して利用する予定です。

教材は、毎日使い続けなければならないものではありません。

自分の課題や目標に合わせて、使う頻度を変えてもよいと考えています。


6.News in Levels

News in Levelsは、最近のニュースを英語で読めるWebサイトです。

同じニュースがLevel 1、Level 2、Level 3の3段階で掲載されており、Levelが上がるにつれて語彙や文章が難しくなります。Level 3の記事では、元となったニュース動画を視聴できるものもあります。

無料で利用できる教材としては、非常に優れていると思います。

私はLevel 3から読む

News in Levelsでは、Level 1から順番に難易度を上げて読む方法もあります。

しかし、現在の私はLevel 1やLevel 2から始めず、最初からLevel 3を読んでいます。

TOEIC850点程度の語彙力があれば、すべての単語が分からなくても、ニュースの概要はある程度推測できます。

まずLevel 3の記事を読み、次の情報を把握します。

  • 何についてのニュースなのか
  • 誰が関係しているのか
  • 何が起きたのか
  • なぜニュースになっているのか
  • 今後どのような影響がありそうか

分からない単語があっても、最初からすべてを調べることはしません。

記事の中心となる情報が理解できるのであれば、そのまま最後まで読みます。

元のニュース動画を何度も見る

Level 3の記事を読んだ後は、元となったニュース動画を視聴します。

ここで大切にしているのは、動画を一度だけ見て終わらせないことです。

最初の視聴では、話している英語をほとんど聞き取れないこともあります。

それでも、記事を先に読んでいるため、映像と知っている情報を手掛かりに、ニュースの内容を追うことができます。

私の場合は、同じ動画を次のように何度か視聴します。

1回目:全体の内容をつかむ

細かな単語を聞き取ろうとせず、誰が何について話しているのかを確認します。

2回目:記事に書かれていた表現を探す

Level 3の記事で読んだ単語や表現が、動画の中で使われていないか意識して聞きます。

3回目:聞き取れなかった部分に集中する

一度目と二度目で聞き取れなかった箇所を意識します。

4回目以降:英語の音と意味を結び付ける

必要であれば記事をもう一度読み、その後で動画を再生します。

文章で理解した内容と、実際に聞こえる英語の音を結び付けることが目的です。

生のニュース英語は難しい

Level 3の記事は比較的読みやすく書かれていますが、元の動画では、実際のニュース番組やインタビューの英語が使われます。

話す速度も速く、音の連結や省略もあるため、記事を読めても動画を聞き取れないことがあります。

しかし、その差を体験できることに価値があります。

教科書用にゆっくり読まれた英語だけを聞いていると、実際の英語を聞いたときに、まったく別の言語のように感じることがあります。

News in Levelsでは、先に読みやすい英文で内容を理解してから、本物のニュース動画に挑戦できます。

この「内容を知っている状態で、生の英語を繰り返し聞く」という方法が、現在の私には合っています。


6つの教材を目的別に使い分ける

現在使っている教材を、学習目的ごとに整理すると次のようになります。

教材主な目的
自作のAI英会話アプリ自由な英会話、自然な表現、会話の継続
スタディサプリENGLISHTOEICの問題演習、出題形式への対応
Langaku漫画を使った多読、カジュアルな表現
スピフル瞬間英作文、英語を話す瞬発力
ELSA Speak発音の確認と矯正
News in Levelsニュースの多読、生の英語のリスニング

一つの教材ですべての能力を伸ばすのは難しいため、それぞれに役割を持たせています。

特に、スタディサプリENGLISHと、それ以外の教材は、目的が少し異なります。

スタディサプリENGLISHは、TOEICで得点するための技術を学ぶ教材です。

一方、自作アプリ、Langaku、スピフル、ELSA Speak、News in Levelsは、英語を実際に読んだり、聞いたり、話したりする力を伸ばすために使っています。


毎日すべての教材を使う必要はない

これだけの教材を紹介すると、

毎日すべてのアプリを使うのは大変ではないか

と思われるかもしれません。

実際には、毎日すべてを使っているわけではありません。

その日の時間や気分、現在の課題に応じて選んでいます。

例えば、平日は次のような組み合わせです。

  • 集中できる時間:スタディサプリENGLISHでPart 7
  • 移動中:Langakuで漫画を読む
  • 短い空き時間:スピフルで口頭英作文
  • 夜:News in Levelsの記事と動画を見る
  • 英語を話したい日:自作のAI英会話アプリを使う

疲れていて試験問題を解く気になれない日でも、漫画やニュース動画であれば英語に触れられます。

重要なのは、毎日同じ教材を決められた時間だけこなすことではなく、英語から完全に離れる日を少なくすることだと思います。


まとめ

現在のTOEICスコアは850点で、年内に900点を取ることを目標にしています。

TOEICではPart 7を最後まで解き切れず、10問近く残してしまうことが最大の課題です。

そのため、スタディサプリENGLISHを使って、出題傾向、答えが書かれている場所、本文と設問の言い換えを分析しています。

一方で、TOEICのスコアだけを目的に英語を勉強しているわけではありません。

自作のAI英会話アプリでは、失敗を気にせず会話を練習できます。

Langakuでは、好きな漫画を通じて多読を続けられます。

スピフルでは、日本語を素早く英文へ変換する練習ができます。

ELSA Speakでは、必要に応じて自分の発音を確認できます。

News in Levelsでは、Level 3の記事を読んで内容を理解してから、元のニュース動画を何度も視聴しています。

英語学習では、一つの教材を完璧に使いこなすことよりも、

今の自分には、どの能力を鍛える必要があるのか

を考えて教材を選ぶことが大切だと思います。

TOEIC900点を目指しながら、試験が終わった後にも残る、本当の英語力を少しずつ身につけていきたいと思います。