SQLには、ture, false だけでなく、unknownを含む3つの真理値があります。
なぜ、unknownが含まれるかという理由については、リレーショナルデータベースにNULLが存在するからです。NULLは、そこに値がないことを意味する記号であり、値ではありません。
値ではないので、下記の条件式は比較ができず、すべてunknownとなります。
1 = NULL
1 <> NULL
1 > NULL
1 < NULL
NULL = NULL
...
次に、true、false、unkownの力関係は下記のとおりです。
【ANDの場合】 false > unknown > true
【 ORの場合】 true > unknown > false
したがって、真理表は下記のとおりになります。
ANDtureunknownfalse
truetrueunknownfalse
unknownunknownunknownfalse
falsefalsefalsefalse